2018年5月1日火曜日

GWの春歌(はるうた)特集

未投稿続きの筆者のページです。
アップしたい事項や画像が数あれど、3カ月近く経っても未だ投稿出来ず。
解決・打開の糸口も見い出せず憂鬱ですが、ここは居直ることにしました。

「ミュージック・ギャラリー(その303):GW・春歌特集」


フロント・ページに助っ人役・出張していたこのコーナー、当ページに久々戻ってきました。
早速の「春歌(はるうた)」特集ですが、そのほとんどが当コーナーで既に紹介済みです。
筆者の遠く若かりし頃(高校時代)のヒット曲で、それが筆者にとっての刷り込み春歌です。
筆者にとっては懐メロ等ではなく、スタンダードで、この季節に脳内で流れ出でてきます。
その当時に強く意識した空間を抜ける「爽やかな風」が今も流れ、毎年の薫風に蘇ります。
60年代後半
高校時代の一時期に心身を失調、周囲の助けで光の世界に戻れた時、やさしい「風」が筆者を包んでくれました。
そんな時代の空気感が凝縮されたアコースチック世界、今も筆者の脳裏でこの時期にこそやさしく響き渡ります。
( 動画、ブロック施されましたので、後日 再拝借しました。)

Neil Young, " Only Love Can Break Your Heart " (1970)
from his album " After the gold rush "

*

Neil Young, " I believe in You (with lyrics)" (1970)

これらアコギ(中心)の造り出すゆったり・ほのぼのとしたビート感、今の時代には稀有で潤沢な時空です。
IT時代の恩恵を享受する現代の我々ですが、このような前世紀的アナログ空間には捨て難い魅力があります。

* * *

次の楽曲群もまた過去に紹介済みのものが含まれていますが、名曲です。
当時の映画のサントラとして大ヒットしました。
その当時、欧米諸国流れではなく、国内でのみで流行った英国映画です。
筆者にとっては「イージーライダー」等と並び、印象に残る映画でした。
英国の何気ない日常や学園生活、街頭の光景、それら全てが新鮮でした。

主人公のマーク・レスターやトレーシー・ハイドやジャック・ワイルドらの表情が眩しく、
また対を成す脇役の渋くて厳つい強面(失礼)大人たちの表情も味わい深く魅力的でした。
以下、同映画からの4曲です。
音楽もさることながら、今見ても新鮮さを失わないシーンの数々がふんだんに登場。また見たくなりました。

The Bee Gees, " Melody Fair (with Lyrics)" (1971)
from England Movie " Melody "

The Bee Gees, " The First of May "(1971)
正に今日、「5月1日」と言うタイトルです!

The Bee Gees, " In The Morning (with Lyrics) "(1971)


さて次は同映画・挿入曲ながら、米・英・カナダの俊英たちが結成したスーパー・グループの名曲です。

Crosby,Stills,Nash&Young, " Teach Your Children (with Lyrics) "(1971)
C.S.N & Y、多国籍合流グループながらも、アメリカ的な大きさを具現したモンスター・バンドでした。
ビージーズとは異なり、音楽のみならず、社会的な事にも強い関心を持ったビッグ・グループでした。
今も元気に様々な活動や演奏活動を続ける彼ら、正に60年代の米国社会が生み出した不滅の巨星です。
明るく乾いた分厚いコーラスと、バック演奏のマーチンD45とスティール・ギターの音色が秀逸です。

* * *

次に国内ミュージシャンの楽曲を取り上げました。
やはり筆者高校生の頃の歌で、社会に吹き荒れた左翼学生運動家たちのカリスマ・フォーク歌手の作品です。

岡林信康、「申し訳ないが気分がいい」(1970年)

日本フォーク界に燦然と輝く岡林信康、
前回のM/ギャラリーでは紹介出来ませんでしたが、歌詞のみならず隠れたメロディー・メーカーです。
彼の属性である社会的・政治的メッセージはここにはなく、「個」に行きついたような歌詞が快感です。

* * *

さて、最後は最近のグループで、筆者の故郷・沖縄の生み出した「幼馴染みバンド」です。
グループの頭文字は、以前にも触れましたが、彼らの地元、与那城町の東屋慶名の略文字です。
その素直な郷土愛が結実した手作り風PV動画(映像と音楽)です。
春を通り越した夏のような彼らの熱さ(撮影は冬?)が伝わります。
動画の撮影日によっては、故郷の島特有の「海風」が感じられます。

HY、「帰る場所(PV)」(2014年)

以前、当コーナーで紹介した彼らの東大寺でのライブにも参加していたエイサー隊も出演しています。
母校の小学生たちをはじめ、地元の多くの皆さんの協力・笑顔が眩しくも微笑ましいPV動画です。



今となっては筆者の帰る場所ではないのかもしれませんが、筆者の故郷であり、また根幹そのものです。
ところで話は変わりますが、筆者の中学校の初同期会が、およそ半世紀を経て来月に催される予定です。
是非とも参加したいと切に願っていますが、果たして・・・?

* * *

薫風を副題とした「春歌特集」、お楽しみいただけたのなら幸いです。

By T講師
(今年の熱過ぎる薫風に、複雑な心境の筆者でした。)