火曜日・雨
筆者の当コーナーを利用して、緊急(でもないか)特集を組みました。
現在のポップ・ミュージックの基礎を築いた偉大な音楽家の訃報が飛び込んできました。
その名は皆様ご存じチャック・ベリー。さる3月18日に90歳でこの世を去りました。
20世紀中期(1950年代)において、ロックンロールを世に送り出したシンガー兼ギタリストです。
「デイリー・ギャラリー(その55):チャック・ベリーのイラストレーション」
今回はチャック・ベリーの視覚的トレードマークである「ダックウォ―ク」をモチーフにしたグラフィックスです。
下3点は同じ写真を基にした作品、ポップ・アーティストのウォーホル風な画面作りで、各作者は不明です。
上3点はアルバムやポスターのグラフィックスで、彼独特のアクの強い感じが表現されているようです。
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下は在りし日のチャック・ベリーの雄姿で、愛用のチェリー色のギブソンES-355を抱えてる写真です。
右写真は有名な「ダックウォーク(アヒル歩き)中のチャック・ベリー。
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「ミュージック・ギャラリー(その266):チャック・ベリー追悼特集」
このコーナー、筆者にとってはもうこの曲をおいて他は考えられませんでした。
「ロール・オーバー・ベートーヴェン」や「メイべリーン」等、数々のヒット曲も霞んでしまいました。
リアルタイムなヒット時には遭遇しませんでしたが、当時の数少ない映像でその存在・姿を知りました。
筆者・中学時代に初のプロ・バンドのライブで出会い、そのアップ・テンポなリズムにKOされました。
そのギターのイントロやダウン・ストロークだけのパワー・コード・リフ、皆で必死にコピーしたものです。
筆者が最後にこの曲をバンド形態で演奏したのが美校3年生の学園祭で、亡き友人が意訳して歌いました。
学園祭用の即席バンドゆえ、その出来は今一でしたが、今も友人作のその歌詞が脳裏に焼き付いています。
筆者が最後にこの曲をバンド形態で演奏したのが美校3年生の学園祭で、亡き友人が意訳して歌いました。
学園祭用の即席バンドゆえ、その出来は今一でしたが、今も友人作のその歌詞が脳裏に焼き付いています。
正にロックンロールの教科書とも呼べる超代表的名曲で、その後色々なバンドのそれを何度聞いたことやら。
借り物ではない、その内から生ずる彼独特の音空間や動的世界、久々にそのシャワーを浴びたいと思います。
チャック・ベリー、「ジョニー・B.グッド」
Chuck Berry, " Johnny B. Goode" (Live 1958)
今となっては貴重な若かりし映像ですね。スタジオの観客たちのシレ―ッとした雰囲気が時代を感じさせてくれます。
ノドとギター1本で、保守的だった当時の米国社会に切り込んでいった様は正にギター侍とでも言える風格が。
彼が生み出した「ダックウォーク」、個人的にはカッコ良いとは思えませんが、ギター・リフにはピッタリです。
訛りっぽい英語が魅力的で、筆者はその後、更にディープなカントリー・ブルースまで好きになっていきました。
黒人独特の訛り言葉のエグい魅力にハマっていった、その端緒となった曲(ヴォーカル)のような気もします。
チャック・ベリーの風貌、故郷の筆者の周辺には似ている人達がいて、個人的には親しみを感じてしまいます。
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こちらは映画「バック・トゥー・ザ・フューチュアー」での有名なロックンロールの誕生・発明シーンの場面です。
マイケル・J・フォックス演じるマーティーが、過去のチャックベリーの甥に新リズムを教えると言ったシチュエーションです。
「ジョニー・B・グッド」、映画「バック・トゥー・ザ・フューチュアー」より、(1985)
" Johnny B. Goode"、From Movie "Back To The Future"
筆者、今でも時々鑑賞する大のお気に入り映画で、面白い発想と映像がいつも楽しませてくれます。
何はともあれ、20世紀に大きな足跡を残し、現代のポップ音楽のあらゆる基礎を築いた音楽家です。
エルビス・プレスリーもビートルズも、その後に続く多くの音楽革新者たちも彼の影響下にあります。
そんな偉大な音楽家の追悼特集を組む過去と今の「時」の流れや蓄積に、深い感慨を覚える一人です。
感謝。
R.I.P (Rest in Piece) CHUCK BERRY(Charles Edward Anderson Berry)
By T講師
(自宅でのネット不通にて、編集・推こうに充分な時間が取れず、中途半端になった感がありますが、ご勘弁を)
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