月曜日・冬戻りのような冷たい雨
久々の「名作美術館(その214)」
「パスキンの描いた人物像:少女」
前回、当コーナーで記しましたが、高画質な画像がネット上で少なくなっているような気がします。
そこで今回は、以前に検索してダウンロード・保存してあった筆者の資料の中から、ご紹介します。
そこで今回は、以前に検索してダウンロード・保存してあった筆者の資料の中から、ご紹介します。
左:「帽子を持つ少女(Little Girl With a Hat) 右:「ランチ(Le Dejeuner)」1923
ジュール・パスキン (Jules Pascin, 1885-1930) , Oil Paintings
フランス・パリで活躍したエコール・ド・パリの時代のブルガリア人画家、パスキンの油絵2点を取り上げました。
当コーナーでも度々紹介してきましたパスキン作品ですが、それらに共通する暖かで親しみのある画風が快感です。
言葉の説明の不要な画面ながら敢えて言及すれば、室内のホンワカとした空気感が心地良い雰囲気を湛えています。
一見、頼りなげに見える筆致と渋めの色調とが、少女のはかない存在感を間接的に高めているように見えてきます。
左の「帽子を~」の帽子トップの窪みの影の形状のせいで、筆者の遠目にはドクロにも見えてきてしまいました。
そう見立ててみると、少女の表情や目線もまた違ったものに感じられて、絵画の鑑賞がいっそう楽しくなります。
描いた画家の思惑とは別に、見る者の見方・感じ方・捉え方で幾重にも解釈が成立するのが「絵画」の妙味です。
想像力豊かな、独自の妄想を自由・気ままに楽しみましょう。それもまた絵画鑑賞の王道の一つです。
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「ミュージック・ギャラリー(その266):春待ち歌(その2)」
前回の当コーナーに続いての春待ち歌の2回目、筆者の大好きな曲を取り上げました。
原曲はビートルズのジョージ・ハリソンが、彼らの実質のラスト・アルバムのB面冒頭で刻んだ珠玉の名曲です。
曲名のサン(太陽)、初めての寒い冬を経験した南国育ちの筆者にとっては「春」の代名詞にも聞こえました。
特に3番の歌詞の "I feel that Ice is slowly melting ~"と言う下りが、ジョージの発音も含めてとても好きです。
本当は彼らの原曲を紹介したいのですが、残念ながら現在の著作権者の意思でネット上には存在していません。
権利保護とは言え、個人的には大きな文化的損失だと考えます。今回はそのカバー曲を2曲、取り上げました。
1曲目は、米国はカリフォルニア出身の女性シンガー・ソングライターのバージョンを・・・。
2曲目には、以前にも当コーナーで紹介した伝説的女性ジャズ・シンガーの同じ動画で・・・。
では、筆者には「春」到来を感じさせるこの名曲を、カバーなりの良さ・魅力でどうぞ・・・。
「ヒア・カムズ・ザ・サン」/ コルビー・キャレイ
" Here Comes The Sun " / Colbie Caillat
動画1分過ぎのビーチでの1シーン、警告看板の前の少女の後姿、可愛くて笑っちゃいますね。
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こちらも以前に記しましたが、古い自転車か、往年のミニあたりで散策を楽しみたい牧歌的世界が快感です。
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東京での桜(ソメイヨシノ)開花宣言後、何故だか冬戻りのような冷たい日々が、ここ数日 続いています。
これもまた「花冷え」の一種なのでしょうか?
筆者の生まれ島辺りを通過した黒潮由来の水蒸気で霞む「春爛漫」のお日様の下、花吹雪を存分に楽しみたいですね。
By T講師
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東京での桜(ソメイヨシノ)開花宣言後、何故だか冬戻りのような冷たい日々が、ここ数日 続いています。
これもまた「花冷え」の一種なのでしょうか?
筆者の生まれ島辺りを通過した黒潮由来の水蒸気で霞む「春爛漫」のお日様の下、花吹雪を存分に楽しみたいですね。
By T講師
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