筆者の「T講師コーナー」、今月に発生したパソコン不調とYi-Fi不通による編集時間不足で、色々と溜まっています。
それらの全てをアップするとなるとそれなりの時間を要すので、長時間を要さないトピックから順次アップします。
久々のこのコーナー、その間にも色々と製作していたのですが、未撮影だったりで今回となってしまいました。
とは言え、今回アップした「水回り吊り棚」も、実は2ヶ月程も前に製作したものではありますが・・・。
おそらく、ご興味のない方々がほとんどだとは思いますが・・・
筆者自身の「(過去を振り返る際の)覚え」として、今回ネット上にアップすることにしました。
懐かしく思える未来が楽しみです。
それらの全てをアップするとなるとそれなりの時間を要すので、長時間を要さないトピックから順次アップします。
「T講師のクラフト・ワーク(その23)」
久々のこのコーナー、その間にも色々と製作していたのですが、未撮影だったりで今回となってしまいました。
とは言え、今回アップした「水回り吊り棚」も、実は2ヶ月程も前に製作したものではありますが・・・。
おそらく、ご興味のない方々がほとんどだとは思いますが・・・
筆者自身の「(過去を振り返る際の)覚え」として、今回ネット上にアップすることにしました。
懐かしく思える未来が楽しみです。
1階の筆者アトリエの前室に水道と流しが設けられ、その一環として今回の「吊り棚」の登場となりました。
今回設えられた「吊り棚」、窓を挟んで上下に2段あり、共に網(メッシュ)棚仕様となっています。
下段は、主に水洗いを終えたパレット等を乾かし保管する場所で、木製フレームはアルミ板コートで防水加工済みです。
ビニールコートされた網棚も、絵具で汚れても洗えるように着脱式で、上段は各サイズの版画用バットの保管場所です。
また手暗がり防止に上段棚の下部には蛍光灯も設置し、同時に室内天井部にも白色電球(LED)も取りつけました。
この「吊り棚」設置後は、筆者アトリエで描画するキッズや学童たちのパレット等の洗浄・保管で目下・大活躍中です。
* * *
「T講師のクラフト・ワーク(その24)」
「ミニ・エレキ・ギターの改造・製作(前編)」
以前、購入を紹介した子供用ミニ・エレキ・ギター、実際に使い始めて色々な問題が出てきました。
ただ単に大人用を縮小したデザインゆえに、ジャックの位置が不適当で、座っての演奏では邪魔でした。
当学童クラブのバンドの女子たちの太ももにジャックが当たって痛いと言い、また接触不良のガリも発生。
そこで、その位置を外側・横方向へずらしました。
左:購入時、元のジャック位置。 右:変更後のジャック位置。
この改良のおかげで、女子たちの苦情も消え、また接触不良のガリやノイズも全て解消しました。
ところが、やっぱりボディーが小さ過ぎで、小学生(小3~5)たちですら、弾きづらいとの事。
抱える際のホールディングが不安定で、右手のピッキングの際にもギターが揺れてしまうのです。
右腕の肘(ひじ)から下の部分でギター・ボディーを抱えることも演奏する上で重要だと再確認。
そこで筆者、エレキ・ギター・ボディー部のサイズアップを目指し、その製作を思いつきました。
* * *
「 新ボディー製作・着手 」
学童の女子バンドの面々、上記の改良にてしばらく練習を再開していましたが、ボディーが小さすぎて不安定でした。
そこで筆者、新たなボディーを作って既存のネックに付けようと思い立ちました。
演奏時の負担軽減を目指し、その軽量化と音響特性の向上の一挙両得を兼ねて、セミ・アコースチック仕様としました。
デザインはオリジナルの仕様を踏襲し、ヘッドとの相性でレスポール・タイプのシングル・カッタウェイとしました。
材料は2種の木材で、1x4 (2.5x9.5cm)のホワイト・ウッド材と5mm厚のシナベニヤ材で共に合板です。
外形寸法を決めるために、ジュニア・サイズのクラシック・ギターの外寸を参考に、更に縮小しました(写真左)。
その後、ハイ・ポジション演奏のためのカッタウェイを設け、型紙の中心軸を折り込み、左右対称で裁断しました。
左写真は切り抜かれた型紙で、右写真はシナベニヤ(2枚重ね)上に描かれた輪郭シルエット。
左は糸ノコ盤でカットされた2枚のシナベニヤで、右はその後ショルダー部・片側にカッタウェイを施しました。
「側板加工と裏板の接着」
「側板加工と裏板の接着」
カットした上下2枚のシナベニヤの輪郭を用いて1x4材の側板を左右それぞれカット、内側もカットしました。
左側の側板の厚みは右側より幅広にカット。ボディーの角取りの際に人間工学的なアールを設けるためです。
表(前)面の腕が当たる部分には大きな切れ込みカーブ。裏(背)面の胸が当たる部分も同様にえぐる予定です。
左右の側板に加え中央底部にも1x6材を接着。ストラップ・ピンの大型木ネジ打ち込みのため幅広で設定・接着。
その後、上部にはネック・ポケット用の木材を追加し、更にボディー中央部にはブリッジ固定用の木材も接着。
ネック接続用のネック・ポケットの様子。
今回の制作ボディーとオリジナルとの大きさ比較。
演奏性が飛躍的に向上すると同時に、ボディー空洞・軽量化による生鳴り時の増大も期待されます。
ギター・ボディーの大きさの比較。
左よりオリジナル。中央新作。右は成人用のレスポール型ギター。
「配線孔の加工」
ボディー裏板に配線用の楕円形の孔を設け、ネジ止め用カバー受けも作りました。
「表板の穴開け加工」
表板にはピックアップ用の孔を開け、更にボリュームとブリッジ下のアース線のための小穴も開けました。
今回の新ボディー製作に際してピックアップの位置をネック側に変更。アダルトな音作りを目指しました。
ネック・ポケットの下部には左右側板との接続板も接着、強度とサスティーン(音延び)を確保しました。
表板のピックアップ孔の裏には、ネジ止め強度を確保するための補強板も接着しました。
「ジャック孔の加工」
側板下部にはジャック用の大きな孔も開け、ブリッジ支持板上にはアース線取付け用の溝も加工。
以上、表板接着の前に施す切削・穴開けなどの作業は全て終了しました。
「表板の接着」
いよいよの表板の接着で、ボディーが初めて一体化されました。
仮組したボディーとネック部。ヘッドやネック部とのマッチングやバランスも良好です。
「角取り(第1段階)」
今回の新ボディー、オリジナルとは異なる仕様で、丸み加工を行いました。
直角の角有りのままだと傷だらけになり、また抱え心地も良くないので、スムーズな丸みを施しました。
表板の右腕エルボー(肘)部と、裏板中央の胸部は深くえぐり取って、抱え心地の向上を図りました。
レスポール・タイプのシングル・カッタウェイ・デザインながら、丸味を帯びたボディー・ラインが目に新鮮です。
それにしても筆者、木工のカービング(削り作業)をしている時はいつになく無心になり、集中する快感を覚えます。
取りあえず今回の当コーナーはこれにて終了、ミニ・ギター新ボディー製作の前編としました。
次回を後編として、塗装工程やハードウェア・パーツの取り付け加工などをアップする予定です。
By T講師
年の瀬もすぐそこだと言うのに、こんな(楽しい)ことしていて良いのでしょうか?
5月の連休に仕上げる予定だった作品たちも、未だ手つかずと言うのに(*^-^*)(-_-;)
* * *
「ミュージック・ギャラリー(その295)」
「懐かしの冬唄はじめ」
今回、上のコーナーが不調に終わる可能性が高いので、その「口直し」として特集しました。
折角おいでいただいた訳ですから、往年の大ヒット曲等をお楽しみいただければ幸いです。
但し、タイトルの「冬唄」は筆者の勝手ながらの「見立て」でそうさせていただきました。
年末ともなると、筆者の脳内ジュークボックスにて自動的にかかってしまう名曲たちです。
筆者・若かりし頃に何度もレコードに針を落とし、幾度も慰められ、奮い立たされました。
(このコーナー再登場ながら)今も輝き続ける説明不要の名曲3連発、お楽しみください。
ビリー・ジョエル、「ストレンジャー」(1977年)
Billy Joel, " The Stranger ", Live
ビリー・ジョエル、「オネスティー」(1978年)
Billy Joel, " Honesty ", Liveat Tokyo 2006
折角おいでいただいた訳ですから、往年の大ヒット曲等をお楽しみいただければ幸いです。
但し、タイトルの「冬唄」は筆者の勝手ながらの「見立て」でそうさせていただきました。
年末ともなると、筆者の脳内ジュークボックスにて自動的にかかってしまう名曲たちです。
筆者・若かりし頃に何度もレコードに針を落とし、幾度も慰められ、奮い立たされました。
(このコーナー再登場ながら)今も輝き続ける説明不要の名曲3連発、お楽しみください。
ビリー・ジョエル、「ストレンジャー」(1977年)
Billy Joel, " The Stranger "
ビリー・ジョエル、「オネスティー」(1978年)
Billy Joel, " Honesty ", Live
ビリー・ジョエル、「ピアノマン」(1973年)
Billy Joel, " Piano Man ", Live at Tokyo 2006
いずれも珠玉の名曲で、聞く度に心身の奥底からエネルギーが満ち溢れてきます。
「ピアノマン」の導入部に「上を向いて歩こう」を挿入するのは粋な計らいですね。
観客の皆さんの英語歌詞合唱にも感激してしまいます。投稿者&youtube様々です。
68歳にしてなおパワフルなビリー・ジョエルのオーラとその生き様に心暖められます。
正にシンガー・ソングライターの鑑、アーチストの真髄です。
その熱き魂、冷たく寒い冬にこそ似つかわしいかも知れません。
By T講師
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