2017年6月5日月曜日

梅雨前のデイリー・ギャラリー

月曜日・晴

今回も名作美術館はお休み。
その代わりの、
「デイリー・ギャラリー(その60):梅雨前の路傍の花々」
をお届けします。

玉川小学校近くの民家の庭が、四季折々いつも美しい花々が目を楽しませてくれます。
しかもこれらの花々、塀の外・道路側に向けて植栽されており、通行の人々のためでもあるのです。
筆者も例外ではなく、その花々をいつも通る度に鑑賞を楽しんでいて、今回はその花々を・・・。

名も知らぬバラやユリ、ツリガネソウ等、その繊細な美は自然界の不思議さ・神秘さに満ちています。









 





雨上がりの水滴が、花々をより瑞々しく見せてくれています。
花々の芯周りには小さなアリや羽虫の姿もあり、不思議な造形の小宇宙にしばし時間を忘れてしまいます。
美しい花々と、その植栽者のおもてなしに感謝。

 *



 こちらはついでながら筆者自宅庭の夾竹桃の花と、池のコウホネとスイレンの花です。
ここ数年、いつも放置気味の我が家の庭、入梅前には生垣選定・芝刈り・雑草取りなど、何とか済ませました。
梅雨時になると、どこからともなく庭の池にやって来るカエル君。その声、近所迷惑なので今年は来ないでね。

 * * *

「ミュージック・ギャラリー(その235):昔日の目覚め音楽」

前々回・当ブログ特集より「昔日還り」中の筆者、その繋がりでこんな曲も登場させました。
前回・前々回の当コーナーで記述済みの「親子ラジオ」で培ったインスト(器楽)曲やマーチ(行進曲)好きが高じ、
小学校入学(割と)直後に初めて買ってもらったレコードがマーチ特集のLPレコードでした。
「東京消防庁音楽隊」の演奏による世界各国の数々のマーチを聴いて、子供ながらに興奮していました。
もちろん、アメリカン・パトロールも当然入っており、その他のマーチ群にも日々 心躍らせていました。
世界三大行進曲の我が国の「軍艦マーチ」を始め、ドイツの「旧友」や米国の「星条旗よ永遠なれ」等々、
金管楽器群と打楽器群などの壮大華麗な音の大洪水を全身で浴びながら日々目覚め、登校したものです。

そんな中、今回ご紹介のこの曲もLPに入っていて、その華麗な旋律と劇的な構成に胸を高鳴らせました。
今回のこの行進曲、英国の作曲家・指揮者のエルガーの代表作の一つで、筆者の大好きな曲の一つです。
( 高校時代、吹奏楽部の門を叩いたのも、そんな幼い頃からのマーチ好きが動機となったようです。)
でも、
大人数の吹奏楽隊を彷彿とさせる迫力の演奏は、たった一人の幼さの残る少女一人だけで演っています。
一昨年より筆者の愛聴動画となった可愛いながらも超驚異的ソロ演奏、しかと御覧(お聞き)下さい。

「威風堂々(第一番)」、エドワード・エルガー(英国)作曲、エレクトーン演奏:826 aska(12歳当時、2013年)

「凄い!」の一言です。初めて聞いて見た時には、感激の「ナダ(涙)ソーソー」となってしまいました。
発表会前日の最終リハーサル、本番のための衣装も初々しく、最後のカメラ目線も確かに可愛いですね。
天才少女アスカちゃんの驚異的な演奏技術の土台には、天性のリズム感覚が充分に活かされています。
作曲者のエルガーも、この曲がたった一人の演者だけで行われるとは、夢想だに出来なかったでしょう。
各種の打楽器類のパートは、あらかじめエレクトーン内にプログラムしてある音源を利用しています。
とは言え、左右の両手鍵盤に加え、左足の低音部鍵盤、右足の音量調節と、素晴らしい演奏技術です。
今回の「威風堂々」では、打楽器の王者・ティンパニーは左足の鍵盤にて演奏。再現されています。
ちなみにエレクトーンとは総合楽器メーカーのヤマハの登録商標で、分類的には電子オルガンと称します。

下に826asukaちゃんの演奏方法などが紹介されたテレビ放送「ミネヤ」のシーンもネット上より拝借。
参考までに併せてご覧ください。


その他の動画も躍動感溢れるリズムで、正に「血沸き肉躍る」演奏が感涙ものです。
今春よりJKになったとの動画もアップされていました。今後もソロ演奏会などで活躍すると良いですね。


「サックス熱、冷めやらず」

おんぼろジャンク・テナー購入・修理後、筆者のサックス熱、再び燃え上がる今日この頃。
テナーの持つ野太いサウンドに惹かれつつ、以前より所有のアルトの軽快さにも惚れ直し、
目下「二兎を追う者」状態の浮気者ライフを、寸暇を惜しんでテナー&アルト堪能中です。

 筆者50年近く所有のアルト・サックス

最近購入の超格安・元ジャンク のテナー・サックス
( 筆者の修理で蘇り再生、共に第二の人生を歩むつもりです。)


そこで動画の第二弾も追加いたします。
「ミュージック・ギャラリー(その236):昔日の蘇り音楽」

こちらもまた筆者幼き頃の「親子ラジオ」時代にて聞き覚えのある哀愁ある旋律と音色です。
この歳になって、その再現コピーを試みることになるとは、筆者もまた夢想だに出来ませんでした。
筆者の大好きな曲、リリカル骨太テナーとの合体です。

「ダニー・ボーイ」、シル・オースチン(1959年)
" Danny Boy " / Sil Austin (Tenor Saxophone)


クラシックではご法度の「エアーはみ出し二重奏風」も魅力の一つとして、豪胆に歌っています。
親子ラジオでは他にサム・テイラーやブーツ・ランドルフのサックス・インスト曲も流れていました。
ロマンチックな動画は投稿者作成のイメージで、演奏者本人のシルエットではありません。

筆者、この曲を只今練習中。若い頃のようには体力が無いことを、今更ながらに実感しています。
課題は「腹筋、鍛えるべし(ロング・トーン)」、「唇も鍛えるべし(安定的広域音程)」です。
しっかり練習すると、直ぐにお腹が減ってきて困っています。これ以上の「隠れ肥満」もご法度です。
腹筋は鍛え、その後の食欲セーブで、簡単に問題解消のはずですが・・・。

By 講師T
( 梅雨入りすると、湿り気を帯びて沖縄三線の音色も残響増え、味わい深くなってきます。さてどちらを優先させよう?)
入梅、近し。


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