2017年10月6日金曜日

ウィークリー・ダイアリー(その20)

「ウィークリー・ダイアリー(その20)」

寒暖差のある季節の変わり目から、一気に季節は進んで冷え込み、周囲では「衣替え」が加速されました。
学童たちの長袖や重ね着姿に、ご両親の愛情と気遣いが感じられてホッコリする十五夜前後の日々でした。
そんな時節のダイアリー、時系列の前後を取り交ぜて、お届けします。

まずは学童たちの様子から、
「 学童クラブ便り(その124):バンド女子、練習に励む 」

2年生のKkちゃん、帰所早々やって来て、一人黙々とギタレレでの運指練習に励みました。

筆者、実はバンド女子を集うに際し、体格的な条件もあり、年齢制限を考慮していました。
それはギターやドラムなど楽器のサイズと学童たちの手や指の大きさ、その筋力等を考えて、
楽器入門・バンド入門の学年を、最年少でも3年生以降あたりからと当初は考えていました。

そしてそんな基準・判断の元に、今年初めに3年生の女子3名にバンド結成の声をかけたのです。
その後の経過は当コーナーでも既報済みのように、バンド結成の希望者が増え、今や5組にも!

ところがです。
上写真のKkちゃん、新入生歓迎会時の小4女子バンドを見聞して、「私もやりたい!」と、
とは言えKkちゃんは2年生、「来年3年生になってからね。」との筆者の断りにもめげず、
日々、筆者へバンド志望を請願し続け、断られても断られても決してへこたれないその情熱に、
筆者もついほだされてしまい、結局は根負け、Kkちゃんの希望を汲み取ることにしました。
と言うわけで、
「2年のKkちゃんがバンド許されたんだってよ。」その噂が女子間で拡散、「なら私たちも」と、
同学年の友人だけではバンドを組めなかった3~4年生たちが、2年生を伴ってバンド結成を懇願、
かくて3年生以上との筆者の構想は崩れ、今では2年生がKkちゃんを筆頭に他に3名も参加済み。
その後、小さな手でギタレレの指板やドラム・スティックを握りしめ、日々練習に勤しんでいます。

以下は3名の2年生たちの楽器練習の様子です。

 kkちゃんと同バンドのNtちゃん、バイオリンが主な担当楽器です。

左:Snちゃん。右:T/Mkちゃん。それぞれ別々のバンド・メンバーです。
一つの楽曲を全て練習する前の段階ですが、そのための反復基礎練習や知識習得に励んでいます。
途中で挫折することなく、音楽を一生の良き友として、ずっと楽しんでくれることを願っています。

* * *

こちらは3~4年生・3名による「呪いバンド」の面々です。

今週から右手にピックを握ってのエレキ・ギターの奏法練習が開始されました。
ギタレレやドラムの練習も並行してこなしています。そろそろ2人だけで楽曲練習が開始されます。




右:久々登場のメンバーで、いつもマンガに夢中のKhちゃん(小4)。
練習不足(否むしろ皆無?)が祟り、他の2人と大きな隔たりが出来てしまいました。
この先、その溝を埋められるかどうかはKhちゃん本人次第ですが、果たしていかに?

* * *

こちらは最新結成バンドの面々、メンバー1人お休みの中、初の楽曲練習に臨みます。

初合奏曲は、基本中の基本、12小節リフレインの「エイトビート・ロック」
最もシンプルなアレンジで、合奏時の音圧とビート感と、その楽しみを体感してもらいたいと考えています。

合奏練習の前には、充分に個人練習をして運指や曲構成を学びます。


特に3年生のYmちゃん、ギター演奏に俄然ハマり、寸暇を惜しんで飽きもせず練習に励んでいます。
Ymちゃん、3年生にしては大きな体格で、大きな手や指を活かしての演奏も力強いものがあります。


度々の延長日で筆者自宅へ移動後も、他の学童が熱中するTVにも目もくれず、熱心に練習するYmちゃん。
期待大ながら、「熱し易くて、冷め易し」の言葉通りの、その反動が来なければ良いのですが・・・。

* * *

こちらは4~5年生の「ブルー・スターズ」。担当楽器を変えて新曲に挑戦中です。



新曲は12小節リフレインのミディアム・テンポでメロディアスなマイナー・ブルースです。
性急さが性分の小学生たちにはアダルトな器楽曲ですが、必須テクニック満載で、必修です。
特にギタリストには重要な奏法の上昇・下降グリッサンドがあるので、その習得を目指します。
指の小さな学童たちにはそれなりに難しい曲ですが、めげずに「 完全マスター、頑張って。」

* * *

最後は元祖・学童女子バンドの「絆」の面々。フル・メンバーなかなか揃わずも、新曲を鋭意練習中。
ディープ・パープルの名曲「スモーク・オン・ザ・ウォーター」のイントロ部を合奏練習しています。

懸案だったドラム・ハイハット・シンバルの16部音符の刻みも何とか習得、徐々に形になってきました。
次の段階のボーカル部へ、個人パート練習をそろそろ移行しようと思っています。


担当楽器をチェンジして、練習曲の理解をより深めます。マルチ・プレーヤーは筆者のチョーお勧めです。

ギター担当のHnちゃん(小4)、筆者のギター(大人用)に持ち替えてビブラートがけの体験中。
2本指使用でのビブラートは力足りずで無理なので、トレモロ・アームを利用して実験しました。
Hnちゃん、付属アームのトレモロ効果に感激するも、ギターの大きさ・重さに四苦八苦でした。
「来年には(身体)大きくなるから このギター、私に使わせてね!約束だよ!絶対だよ!」
オッケー、頼もしい宣言、大歓迎です。

久々に練習登場はベース担当のTiちゃん(小4)、新曲の出だしをリーダーT/Rnちゃんから教わりました。
英語でのボーカル(英語教師のパパから習うとのこと)も立候補したTiちゃんの活躍が大いに期待されます。
「みんな頑張って。」

* * *

「 その他スナップ、ほんの少々 」

こちらは「描画女子」の小1の二人。その創作意欲、頼もしい限りです。

「英語」の授業や「カルタ大会練習」で忙しく、完成作はなく、翌週も描画を続けます。「乞うご期待」

「 頼もしい二人 」

ギター練習のバンド女子Ymちゃんの騒音も気にすることなく、描画に集中する描画女子Ngちゃん。
一つの部屋で同時共存できるのは、筆者からすれば驚異的です。それが出来るんなら共に頑張ってね。

 * * *

「 第1回 カルタ大会、開催中 」

元祖バンド女子の面々が発起人・運営委員となり、百人一首やカルタ大会が勝ち抜き戦で開催中です。

ピアノ・レッスン室の採光窓に、カルタ大会の商品・陳列棚が設けられました。

勝者小品や参加賞は、今学童たちで大流行のスクイ―ズで、本物そっくりの美味しそうな品々が並びます。
パン型のペンシル・ケースを筆頭に、本物に見まごうスイーツ等が学童たちの「やる気」を誘っています。

1階・集会室に貼り出された「百人一首」表の一部。
熱心な参戦希望者(ほとんどが女子)たち、立ち止まっては覚え込み、また模擬戦・練習も楽しんでいます。
熱心な学童たちのその覚えや奪取の速いこと・早いこと。みんなの反射神経にはとてもついてゆけません。

* * *

「サブ・ピアノ導入」

ピアノ・レッスン室に新たに電子ピアノが導入され、レッスンもより充実します。
自主的な個人練習の際もヘッドフォンを使用すれば、複数が同時に練習できます。
「ソロも連弾も頑張りましょう。」

* * *

「 AYさん親子、4月末以来の来訪 」

昨年末より長期でアトリエをお休みしているAYさんが、愛娘を連れて顔を出してくれました。
妊娠・出産・育児と、人生の大きな転換点となった大切な時期だけに、AYさんも多忙です。

誕生7ヶ月になって大きくなった愛娘のYちゃん、可愛らしい笑顔など、その表情も豊かになりました。
そろそろ制作活動も少しずつ再開したいと言うAYさんのアトリエ復帰の日も、案外 近いかも知れません。
「 育児、頑張って下さい。美しい絵画の製作再開も是非。」

By T講師

連休期間中も「ミュージック・ギャラリー」など、アップする予定です。
よろしければ、またお立ち寄りください。



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